IoT 家電で何ができる? 代表的な家電や導入するメリットを紹介
IoT 家電で何ができる? 代表的な家電や導入するメリットを紹介

IoT 家電で何ができる? 代表的な家電や導入するメリットを紹介

2023.03.29

IoT 家電で何ができる? 代表的な家電や導入するメリットを紹介

身の回りの家電を外出先から操作してみたいと思いませんか? 近年、冷蔵庫や照明、エアコンなど、あらゆる家電で IoT 技術を搭載した製品が販売されています。しかし IoT 対応家電といってもどのようなものがあるのか、具体的に何ができるのかよく知らない方もいるでしょう。本記事では、IoT 家電とはどういったものか、代表的な家電の種類や導入するメリットなどについて紹介します。自宅の IoT 化に興味のある方は参考にしてみてください。

IoT 家電とは

IoT 家電とは、通信技術を搭載した家電のことを指します。インターネットを通じて情報交換する技術である「Internet of Things」の略称が IoT です。日本語に直訳すると「モノのインターネット」という意味になります。

わかりやすくいうと、エアコンや冷蔵庫、スピーカーなどさまざまなモノをインターネットを経由して通信できるようになることです。IoT 家電には、無線通信機能が搭載されており、Wi-Fi や Bluetooth を介して接続することができます。

この技術により Android スマホやタブレットなどのデバイスで部屋の照明をつけたり、外出先から家電の遠隔操作をしたりすることが可能になるのです。自宅の家電を IoT 化すれば、毎日の暮らしがより便利で快適になるでしょう。

IoT 家電とは

IoT 家電を導入するメリット

自宅の家電を IoT 化すると、どのような場面で役立つのでしょうか。ここでは暮らしの中に IoT 家電を導入するメリットを紹介します。

IoT 家電を導入するメリット

遠隔操作

家から出た後に家電の電源を切ったかどうか不安になった経験は誰しもあるでしょう。そのような場面に、通信機能のついた IoT 家電は便利です。IoT 家電と Android スマホやタブレットなどのデバイスを接続すれば、離れた場所からでも家電の稼働状況を確認できるうえ、電源のオンオフを遠隔で操作できます。

たとえば、IoT に対応したエアコンであれば、自宅から一定の距離が離れたときに、電源の切り忘れがあるとアプリに通知がくるものもあります。他にも IoT 対応の洗濯機なら、外出先からスマホで帰宅時間に合わせて洗濯機のスイッチを入れておくことで、待ち時間を短縮できるでしょう。

自宅の鍵を IoT 化しておけば、急な来客時にスマホから合鍵を発行し、一時的に扉の解錠権限を付与することも可能です。このように家電をスマホで遠隔操作できれば、毎日の暮らしはさらに便利になるはずです。

音声操作

スマート スピーカーに対応した IoT 家電なら、音声操作が可能です。スマート スピーカーとは、AI アシスタントを搭載した音声認識できるスピーカーのことを指します。スマート スピーカーと IoT 家電を接続すれば、声だけで対象家電の操作ができるようになるのです。

スピーカーに話しかけるだけで音楽を再生したり、照明の明るさを調整したりできるので、調理中や掃除中など、手がふさがっているときでも家電を操作できます。スマホやタブレットなどのデバイスが手元にない状態でも、家電に遠隔で指示を出せるところがメリットです。

節電

IoT 家電では、連動している家電製品の現在の稼働状況や消費電力などを、スマホアプリなどから確認できます。消費電力を見える化できれば、使っていない家電の電源を消したり、電気料金をすぐに確認できたりして便利です。

毎日使っている家電の電気使用状況が把握できれば、自分や一緒に暮らす家族の節電意識も高まるかもしれません。無駄な電力消費を抑えることで、電気代の節約につながるでしょう。

防犯対策

IoT 家電には、自宅玄関の鍵の開閉状態の管理や、外出先から照明設定を自在に切り替えられる製品があります。たとえば、出張や旅行で長期的に自宅を空けるとき、離れた場所から照明のオンオフを切り替えれば、留守であることに気づかれにくくなるかもしれません。

外出先からでも自宅の家電の稼働状況をスマホで管理できる IoT 家電は、防犯対策のサポートとしても役立つでしょう。

代表的な家電の例

スマホで遠隔操作できる IoT 機能は、さまざまな家電に搭載されています。ここでは代表的な IoT 家電について紹介します。

代表的な家電の例

照明

一般的に、IoT 機能を搭載した照明器具のことをスマートライトと呼びます。スマートライトは、Android スマホやパソコンなどのデバイスから指示を出すだけで、照明の点灯や消灯などの遠隔操作が可能な照明です。

通信機能付きのスマートライトには、時間帯や曜日に合わせて照明の色や明るさなどの調光設定ができるものもあります。たとえば、起床時刻には自動で点灯し、就寝時刻になると消灯するように、時間に合わせてオンとオフの切り替え指示を出せるのです。

ご自身の好みやライフスタイルに合わせて、自宅の照明をカスタマイズしてみましょう。

冷蔵庫

冷蔵庫の食材をスマホで管理したいなら、IoT 機能を搭載したスマート冷蔵庫が便利です。スマート冷蔵庫なら、給水タンクの水切れチェックや温度調節などスマホアプリで管理できます。冷蔵庫に入れる食材をアプリに登録しておけば、食材のストック管理も可能です。

カメラを搭載した製品であれば、庫内の様子を記録できます。外出先からスマホで冷蔵庫の中身を確認できるので便利です。食材の買い忘れや二重買い防止にもなり、節約にも役立てられるのではないでしょうか。

賞味期限を登録すると事前に通知してくれる冷蔵庫もあるので、食品の使い忘れなどの無駄を防ぎ、フードロスの削減にもつながるでしょう。

エアコン

IoT 機能搭載のエアコンなら、遠隔での運転状況の確認や、温度設定の切り替え操作が可能です。帰宅前にスマホアプリでエアコンの冷房や暖房の電源を入れておけば、帰宅後に部屋が快適な状態になっているでしょう。

スマホのアプリで室内の温度・湿度の確認や、時間や曜日に合わせたタイマーの設定ができるので、従来のようにリモコンを探す必要がありません。また、外出時の消し忘れや、ダストボックスの掃除をするタイミングをスマホに通知してくれるアプリもあります。

スピーカー

スマート スピーカーには、インターネット接続と音声による認識や操作ができる AI 機能が搭載されているため、音声対話形式での本体操作が可能です。話しかけるだけで好きな音楽を再生したり、天気やニュースなどの知りたい情報を音声で読み上げてくれます。

ワイヤレスで使える製品が多く、スピーカー本体とスマホなどのデバイスをケーブルで接続する必要がないため、手軽に持ち運びできる点も魅力といえるでしょう。

その他にも IoT 家電と連携すれば、音声のみで家電の遠隔操作が行えます。たとえば、部屋の照明のオンオフや明るさの調整など、わざわざスイッチを押しにいかなくても話しかけるだけで操作できるので便利です。

洗濯機

その日の予定に合わせて洗濯をしたいなら、IoT 機能を搭載した洗濯機が便利です。IoT 対応洗濯機なら、洗濯物を入れて、スマホアプリから遠隔で運転開始や終了時刻を指示したり、洗濯完了のお知らせをスマホに通知させたりできます。

天気予報や天候に合った洗濯方法をアドバイスしてくれる製品もあります。たとえば、外出先でお天気が崩れた場合、洗濯から乾燥まで一貫してできる洗乾コースに変更しておくとよいでしょう。

また、自動投入ケース内の洗剤や柔軟剤が少なくなったら教えてくれてオンライン購入をサポートしてくれる機能もあるため、買い忘れを防止できるでしょう。

※製品によって搭載されている洗濯コースの名称や機能は異なります。詳しくは製品の説明書をご覧ください。

スマートロックを利用すれば、自宅の鍵を IoT 化できます。スマートロックとは、自宅の玄関ドアの解錠や施錠状態を管理できるシステムのことを指します。ドアにスマートロックを取り付けることで、鍵の開閉状態をスマホのアプリで管理できるようになるのです。

スマホなどのデバイスでロックを解除できれば、金属製の鍵やカードキーを持ち歩かなくてよくなるかもしれません。外出先から鍵の開閉状態を管理できるので、万が一鍵を閉め忘れても、遠隔で施錠ができるところがメリットです。

導入するうえで気を付けたいこと

生活をより便利にしてくれる IoT 家電ですが、従来の家電とは違う特徴もあります。ここでは IoT 家電の導入を検討するにあたって気を付けておきたいことを紹介します。

導入するうえで気を付けたいこと

IoT 対応家電の購入が必要

自宅の家電を IoT 家電として利用したい場合は、製品自体に IoT 機能が搭載されている必要があります。そのため現在使っている家電が IoT 対応でない場合は、新たに買い替えが必要になるかもしれません。今ある家電をそのまま利用したい場合は、スマートプラグの導入を検討してみましょう。

スマートプラグとは、コンセントに取り付けてから家電に接続することで、一部の対象家電の遠隔操作が可能になる専用プラグのことを指します。取り付けるだけで照明や加湿器などの電源スイッチの切り替えがスマホから可能になるので、設置や操作もシンプルです。

安定したネット環境を整える必要がある

IoT 家電を活用するためには、スマホなどのデバイスからインターネット経由で IoT 対応の家電にデータ通信を使って指示を送る必要があるので、インターネットに接続できない環境では遠隔操作や音声操作が行えません。

まずは無線 LAN ルーター(Wi-Fi)などを導入して、自宅のネット環境を整えておきましょう。

セキュリティ対策が必要

家電本体をインターネットに接続することから、IoT 家電を使用するためにはセキュリティ対策が必要です。IoT 家電を使用することで、個人情報や生活スタイルが知られてしまう可能性もあります。IoT 家電では、はじめにパスワードを設定しますが、このパスワードをしっかり管理しておきましょう。

パスワードが他の人に漏れると、場合によっては機器の使用権限を奪われてしまい、第三者に不正利用される危険もあります。故障や貸し出しなどの事情で IoT 家電を手放す場合は、自分や家族のプライバシー情報が漏れないようにデータを消しておくとよいでしょう。

家電を IoT 化してスマートな暮らしを実現しよう

身の回りの家電を IoT 化すれば、日々の生活がよりスマートになるでしょう。家電の稼働状況をスマホのアプリで一括管理できるので、電源スイッチを切り替えるために部屋の中を移動したり、部屋の電気を付けっ放しにしたりしてしまうことを防げるかもしれません。

IoT 家電を導入して、便利で快適な暮らしを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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※本記事で紹介した内容は、Android のバージョンや機種によって異なる場合があります。

※本記事で紹介した内容は、執筆時(2022 年 12 月)のものです。

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