Android のバッテリーの減りが早い場合の原因は?減りを抑える方法を解説
Android のバッテリーの減りが早い場合の原因は?減りを抑える方法を解説

Android のバッテリーの減りが早い場合の原因は?減りを抑える方法を解説

2022.03.25

Android のバッテリーの減りが早い場合の原因は?減りを抑える方法を解説

スマホを使用していて、バッテリーの減りが早いと感じたときは、その原因を突き止めておくことが大切です。普段何気なく行っている操作や設定などが、バッテリーの減りを早くする原因になっていることがあるためです。本記事では、Android スマホやタブレットなどのバッテリーの減りが早い原因や減りを抑える方法などについて詳しくご紹介します。

バッテリーの減りが早い原因

Android デバイスのバッテリーの減りが早い場合、いくつかの原因が考えられます。

代表的なものは、次のとおりです。

バッテリーの減りが早い原因

複数のアプリを同時に起動している

アプリを使用するとバッテリーを消費します。たとえば、一度に複数のアプリを使用したり、バックグラウンドで大量のアプリが動作していたりすると、バッテリー消費が早くなる場合があります。

画面の明るさを最大にしている

画面の明るさは消費電力に影響するため、常に画面の明るさを最大にしていると、バッテリーの減りが早くなる可能性があります。明るいところでは画面を明るくする、暗いところでは画面を暗くするなど、シーンに応じて調整しましょう。

デバイスが熱くなっている

デバイスが高温になっていると、バッテリーの減りが早くなる場合があります。発熱する原因は、暑い場所での使用や高負荷の作業などが考えられるでしょう。暑いところで複数のアプリを同時に起動していたり、負荷の高いアプリを使用したりすると、デバイスが発熱しやすくなります。

付属の電源アダプターを使用していない

付属の電源アダプター以外のものを使用している場合、電圧の調整に問題が生じてデバイスが熱くなる可能性があります。付属以外の電源アダプターを使用する場合は、デバイスの規格に適していることを確認するようにしましょう。

Android のバッテリーの減りを抑える方法

Android のバッテリーの減りを抑えたいときは、次の方法を試してみましょう。

※Android のバージョンやデバイスの種類によって異なる場合があります。

Android のバッテリーの減りを抑える方法

バッテリーセーバーや省電力モードを使う

バッテリーの消費を抑えるバッテリーセーバーや省電力モードを利用すれば、バッテリーの節約になります。ただし、これらの機能が搭載されているかどうかはスマホによって異なります。詳しくはデバイスのメーカーサイトをご確認ください。

バッテリーセーバーや省電力モードをオンにすると、処理速度が少し遅くなる、アプリが一時停止する、多くの機能がオフになるなど、さまざまな設定が変更されます。
バッテリーセーバーによって制限される機能には以下のようなものがあります。

  • アプリでのコンテンツ(メールやニュースなど)の更新は、アプリを開いたときにのみ行われます。
  • 画面をオフにすると、位置情報サービスは停止します。
  • 電池の最適化をオフにしない限り、アプリはバックグラウンドで実行されません。
  • スマートフォンは「OK Google」を認識しないため、続けて会話することができなくなります。代わりに、毎回、「Google アシスタント アイコン」をタップします。
  • ダークモードがオンになります。
  • 通知が遅延することがあります。
  • ロック画面で時間や情報の常時表示がオフになります。
  • Active Edge 搭載の Pixel スマートフォンがスクイーズ(スマホの両端を握る操作)に反応しなくなります。
  • Pixel 3、Pixel 4、およびそれ以降の Pixel スマートフォンで、自動車事故検出がオフになります。
  • Pixel 4 スマートフォンで、Motion Sense がオフになります。
  • Pixel 4 以降の Pixel スマートフォンで、スムーズ ディスプレイがオフになります。
  • 5G 版 Pixel スマートフォンは 4G サービスに切り替わります。

スマホの充電に便利な機能についてはこちらもチェック。Android の魅力を Android ユーザーが動画で紹介。

インターネット接続や位置情報の使用を控える

インターネット接続や位置情報の使用を控えると、バッテリーの減りを抑えられるかもしれません。モバイルネットワーク通信が不要なシーンでは、機内モードをオンにするか、Wi-Fi を使用するようにしましょう。そのほか、Bluetooth を使わない、位置情報へのアクセスをオフにすることでも、消費電力を抑えられます。

また、カメラや頻繁に通信をするゲームの利用を控えることで、バッテリーの減りを緩やかにできるかもしれません。加えて、バックグラウンドで大量のアプリを動作させたままにしないよう意識するとよいでしょう。

暗いカラーパターンを使用する

デバイスの画面やアプリのカラーパターンを変更できる場合は、ダークテーマを使用するとバッテリーの減りを抑えられるかもしれません。夜間に強い光刺激を受けたくない、睡眠への影響が気になる場合にも役立ちます。ダークテーマを設定する手順は次のとおりです。

  1. スマホで設定アプリを開きます。
  2. [ディスプレイ] をタップします。
  3. [ダークテーマ] をオンまたはオフにします。

Android のバッテリーの問題を解消する方法

上記のことに気をつけているのに、バッテリーがすぐに少なくなってしまうと感じる場合は、Android デバイスに何らかの問題が起きている可能性があります。次の方法を試してみてください。

※Android のバージョンやデバイスの種類によって異なる場合があります。

Android のバッテリーの問題を解消する方法

スマホの再起動

デバイスを再起動すると、バッテリー関連の問題が解消する場合があります。電源ボタンを長押しすると「電源を切る」「再起動」などを選択するダイアログが表示されますので、「再起動」をタップします。再起動の方法はデバイスで異なるため、取扱説明書やメーカーのサポートページを確認しましょう。

Android のアップデート

最新版の Android にアップデートすると、バッテリーの問題が解消される可能性があります。アップデートの手順は次のとおりです。

  1. スマホの設定アプリを開きます。
  2. 画面の下部で [システム] → [システム アップデート] をタップします。必要に応じて、まず [デバイス情報] または [タブレット情報] をタップします。
  3. アップデートのステータスが表示されます。画面に表示される手順に沿って操作します。

アプリのアップデート

アップデートすると、アプリのバッテリー消費に関する問題が解消される場合があります。アプリのアップデートの方法は次のとおりです。

  1. 「Google Play ストアアプリ」を開きます。
  2. 右上の「プロフィール アイコン」をタップします。
  3. [アプリとデバイスの管理] をタップします。
  4. [アップデート利用可能] で、アプリをすべて更新するか、特定のアプリを更新します。

Android のバッテリーのトラブルが解消しないときは?

これらの方法を試しても解消しないときは、バッテリー交換を検討しましょう。劣化など、バッテリー自体に問題がある場合は、新しいバッテリーに交換することで解決できるでしょう。また、初期化することで、トラブルが解決する可能性もあります。その際は、内部データのバックアップを取っておくことをおすすめします。

これらの対処法でバッテリーのトラブルが改善しない場合は、購入店やデバイスのメーカーサイトをご確認ください。

Android のバッテリーのトラブルが解消しないときは?

Android を正しく設定してバッテリーの消費を抑えよう

Android のバッテリーの減りが早いときは、設定や使用方法などを見直しましょう。原因を1つずつ解消すれば、問題が解決するかもしれません。それでも解決しない場合は、専門業者に相談をしたり、バッテリー交換を検討したりしてはいかがでしょうか。

※本記事で紹介した内容は、一部ご利用になれないデバイスなどもあります。本製品またはその一部の機能などを利用できるかどうかは OEM およびデバイス メーカーによって異なります。

▼関連記事

スマホの買い替え時期はいつ? 機種変更時の選び方や注意点も解説

Android スマホのバッテリー残量(電池残量)をパーセントで表示する方法は? バッテリー消費量が気になるときの対処方法も紹介

前の記事

Android のカメラには位置情報が使われる?設定でオン、オフする方法

Android のカメラには位置情報が使われる?設定でオン、オフする方法

Androidの使い方 2022.03.25

次の記事

Android スマホに搭載された便利機能8選!機能や設定方法を解説

Android スマホに搭載された便利機能8選!機能や設定方法を解説

Androidの使い方 2022.03.25