ワイヤレス充電は便利なの? 仕組みやメリット・デメリットを知ろう

Android 端末 2022.05.16

近年のスマホは、ワイヤレス充電に対応したモデルが増えています。ケーブルを直接接続する必要のない充電方式のため、その目新しさや利便性に興味を持たれる方も増えているようです。本記事では、ワイヤレス充電の概要とその仕組み、利用する際のメリットやデメリットについて解説します。

ワイヤレス充電とは

スマホのワイヤレス充電とは、ケーブルと接続せずにスマホ本体を充電することです。ワイヤレス充電に対応した機種を、ワイヤレス充電対応の充電器に接触させることで充電が行えます。

充電のたびにケーブル端子をスマホに接続する手間が省けますし、スマホを充電器の上に置くだけで充電できる手軽さが特徴だといえるでしょう。また、ケーブル端子の抜き差しが必要ないため、端子の故障や不具合、ケーブルの断線などで充電ができなくなるといった状況も回避できます。

近年のスマホは、少しずつワイヤレス充電に対応した機種が増えており、それに比例してワイヤレス充電器も多く提供されはじめています。

ワイヤレス充電のメリット

ここでは、スマホをワイヤレスで充電することのメリットをみていきましょう。

スマホにケーブルを抜き差ししなくてよい

ワイヤレス充電を使えば、充電のたびにスマホにケーブルを接続する必要がありません。ワイヤレス充電に対応した充電器にスマホを置くだけでよいため、ケーブルを抜き差しする手間が省けます。ケーブルの断線といったトラブルもなくなるでしょう。

同じ充電方式の機種が充電できる

同じワイヤレス伝送方式を採用している機種ならば、1 つのワイヤレス充電器で複数の異なる機種を充電することも可能です。ワイヤレス充電は「Qi」を採用しているものが多いため、Qi 対応の機種ならば同じワイヤレス充電器が利用できるでしょう。

ワイヤレス充電のデメリット

スマホを置くだけで充電できるワイヤレス充電ですが、デメリットについても確認しておきましょう。

ケーブルよりも充電速度が遅い

ワイヤレス充電の速度は、ケーブルを直接接続して使った場合よりも遅くなります。なぜなら、ケーブル接続の場合は電力は効率良くスマホのバッテリーに流れていきますが、ワイヤレス充電の場合はスマホのバッテリーに送られる電力がケーブル接続よりも非効率になってしまうからです。

充電位置がずれると充電されない場合がある

Qi のワイヤレス充電は電磁誘導方式を採用しています。そのため、電磁誘導方式の「位置ずれに弱い」という特徴が影響し、コイルとコイルを正確な位置で接触させなければ充電されない場合があるのです。

たとえば、ワイヤレス充電器の上にスマホをしっかりと載せていても、なにかの拍子に位置がずれてしまうと充電が止まってしまう可能性があります。

充電をしながら使いにくい

スマホをワイヤレスで充電している場合、充電しながらスマホを利用しにくいケースも多いようです。たとえば、スタンドタイプのワイヤレス充電器にスマホを置いて充電する場合には、スマホを置いた状態で操作しなければなりません。

スマホのバッテリーをシェアできるデバイスもある

ワイヤレス充電は、ワイヤレス充電器を使ってスマホを充電するという使い方が一般的です。しかし、スマホを充電器にして、アクセサリやスマホを充電するといった使い方ができるスマホもあります。この場合、スマホの背面に Qi 対応のワイヤレスイヤホンを置いて充電したり、他のスマホを充電したりできるのです。

Google Pixel でワイヤレス充電をする例

Google Pixel 6 Pro や Pixel 6、あるいは Pixel 5 では、スマホの背面で Qi に対応した機器を充電できます。この仕組みはバッテリー シェアと呼ばれ、以下のような動作をします。

  • Google Pixel が電源に接続されて充電中になると、バッテリー シェアが短時間、自動的にオンになります。
  • その時間内に別のデバイスがスマホの電力を使用していることをスマホが検知しなかった場合、バッテリー シェアはオフになります。
  • スマホが電源に接続されていない場合は、バッテリー シェアを手動でオンにできます。

それでは、バッテリー シェアの使い方をみていきましょう。


【バッテリー シェアをオンにする手順】

  1. スマホの設定アプリを開きます。
  2. [バッテリー] → [バッテリー シェア] をタップします。

これで、バッテリー シェアの機能を使うことができます。ただし、以下のケースではバッテリー シェアがオフになります。

  • Pixel Stand に置くなど、ワイヤレス充電を開始した場合。
  • 30 秒経過しても別のデバイスが充電中であることを検知しなかった場合。
  • 受信側のデバイスが完全に充電されていることを検知した場合。
  • 高温に達した場合。
  • 不適切な配置やケースの厚みなどの問題が原因で電力供給が機能しないことを検知した場合。
  • バッテリー セーバーがオンになっている場合。

バッテリー シェアの詳細についてはこちらをご覧ください。

スマホの利用シーンにあわせてワイヤレス充電を活用してみよう

ケーブルを使った充電方法よりも、置くだけで充電できるワイヤレス充電の方が使いやすいという方もいるかもしれません。ワイヤレス充電の仕組みやその特徴を理解したうえで、利用シーンにあわせてワイヤレス充電を試してみてはいかがでしょうか。

前の記事

ガラホとは? スマホとの違いやメリット、デメリットを知ろう

Android 端末 2022.05.16

次の記事

eSIM に対応した Android スマホにはどんな機種がある? eSIM の基礎知識やメリット・デメリットもおさえよう

Android 端末 2022.05.16