スマートタグって便利なの? その機能を知って適した製品を選ぼう
スマートタグって便利なの? その機能を知って適した製品を選ぼう

スマートタグって便利なの? その機能を知って適した製品を選ぼう

2022.08.25

スマートタグって便利なの? その機能を知って適した製品を選ぼう

スマートタグは、貴重品などに装着しておくことでものの位置を管理できるアイテムです。これにより、紛失の防止に役立てられるかもしれません。スマートタグはさまざまなメーカーから提供されており、スマホやタブレットと連携できます。本記事では、スマートタグがどのようなものなのか、その仕組みや選び方などについて解説します。

スマートタグってどんなもの?

スマートタグは、通信機能を備えた小型のデバイスで、スマホやタブレットと連携して「スマートタグ本体」の位置を確認できます。

身の回りの貴重品やなくしたくないものなどにスマートタグを装着しておきます。万が一ものが見当たらないときに、スマホなどを使ってスマートタグの場所を確認することで対象のものを見つけることができます。このように、スマートタグはものの紛失や置き忘れなどの防止を目的に利用するデバイスです。

スマートタグってどんなもの?

スマートタグの仕組み

スマートタグ本体には、Bluetooth (無線通信技術)が搭載されています。この Bluetooth を使って、スマホなどと接続して利用します。端末同士が近くにあれば接続されていますが、一定の距離以上に離れると、接続が切れてしまいアプリがスマートタグを紛失したと判断し、スマホに通知が届きます。スマートタグとの通信が途絶えた場所をスマホで確認することで、スマートタグを発見することができます。また、スマートタグには音を鳴らすことができるものもあり、このタイプなら音で場所を特定することもできるでしょう。

スマートタグの機能

スマートタグでは何ができるのでしょうか。ここでは、スマートタグの機能をみていきましょう。

スマートタグの機能

スマホで位置をチェックできる

スマートタグを貴重品などに装着しておくことで、スマホからスマートタグの位置を調べられます。スマートタグとスマホが Bluetooth で接続されているため、スマホの GPS と連動してスマートタグの位置もわかるのです。もし、スマートタグがスマホの Bluetooth の圏外になり切断されてしまった場合には、Bluetooth が切断された位置情報をスマホで確認できるため、紛失した可能性の高い場所を検索することができます。

スマートタグからアラームが鳴る

アラーム機能を持つスマートタグがほとんどのようです。スマホと接続されているスマートタグであれば、スマホから操作してアラームを鳴らし、スマートタグの位置を音で確認することもできます。たとえば、室内や車の中などの狭い範囲で、うっかりものを見失ってしまった場合などに役立つでしょう。

スマートタグからスマホの音を鳴らせる

スマートタグ側から接続しているスマホの音を鳴らすことができるタイプもあります。どちらからでも双方向に探せるため、「スマートタグは手元にあるけど、スマホがない」といった場合にも活用できるでしょう。

スマートタグを選ぶポイント

スマートタグはさまざまなメーカーから提供されています。形状や性能の違いがあるため、どれを選べばよいのか迷われる方もいるかもしれません。ここでは、スマートタグを選ぶポイントについて紹介します。

スマートタグを選ぶポイント

形状で選ぶ

スマートタグを選ぶ際には、「どのように利用するか」「何にスマートタグを装着するのか」を基準にして、その形状で選択するとよいでしょう。

たとえば、自宅や車の鍵に装着する場合はキーホルダータイプのスマートタグが便利です。鍵にキーホルダータイプのスマートタグを付けておくことができます。財布に入れておくのであれば、カードタイプのスマートタグがよいでしょう。キーホルダーなどの形状は財布に入れにくいうえ、かさばります。カードタイプならば、その他のカードと同じように違和感なく持ち歩くことができるでしょう。

また、タブレットやノートパソコンなどにスマートタグを付けるのであれば、貼り付けられるシールタイプがおすすめです。本体にスマートタグを貼り付けておけば、機器の使用時に邪魔になることも少なく便利でしょう。

Bluetooth の有効範囲で選ぶ

スマートタグには Bluetooth 機能が搭載されていますが、製品によって Bluetooth の有効範囲が異なります。狭い範囲だけをカバーするものもあれば、広範囲で Bluetooth 接続を維持できるものもあります。Bluetooth の一般的な有効範囲は約 10 m~100 m です。ただし、スマートタグの Bluetooth の有効範囲はさまざまで、約 10 m 程度の近くから約 75 m をカバーするもの、約 120 m の広範囲におよぶものまであります。

スマートタグを装着するものによって、Bluetooth の有効範囲も意識して選びましょう。

電池交換できるかどうかで選ぶ

スマートタグには、電池交換ができるタイプとできないタイプがあります。電池交換ができるスマートタグのほとんどは市販されているボタン電池が採用されていますので、電池が切れても製品自体の買い替えは必要ありません。電池交換ができないタイプのスマートタグは、電池が切れると本体を再度購入する必要があります。

電池交換ができるか否かについては、好みにもよりますので、価格や形状、Bluetooth の有効範囲なども合わせて考慮して選ぶとよいでしょう。

防水性で選ぶ

スマートタグは、装着するものによっては雨にさらされたり、湿気の多い場所で利用したりすることもあります。たとえば、傘やスポーツに使う道具、必ず外に持ち出す鍵などは、雨や汗などの水分に気をつけなければなりません。そのような場合には、スマートタグのなかでも防水性を重視して選ぶとよいでしょう。

双方向呼び出しできる機能があるかで選ぶ

貴重品だけではなく、スマホなども失くしやすいという方も多いのではないでしょうか。そのような場合は、スマホとスマートタグの双方向で呼び出しができる機能がある製品がおすすめです。一般的には、スマホからスマートタグを検索したりスマートタグの音を出したりして探しますが、双方向で呼び出しができるスマートタグであれば、スマートタグのボタンを押してスマホの音を鳴らすこともできます。これならば、スマホやタブレットかスマートタグのどちらかが手元にあれば、双方をすぐに探し出せるでしょう。

大切なものにはスマートタグを付けて紛失防止に役立てよう

大切なものにスマートタグを付けておけば、いざというときに役立つでしょう。スマートタグを装着するアイテムに合わせて製品を選べば、身近にあるさまざまなものに活用できます。貴重品が見当たらないときには、まずはスマホなどで位置を確認してみましょう。ものを失くしやすいという方だけでなく、貴重品の紛失防止対策をしておきたい方もスマートタグを試してみてはいかがでしょうか。

参考:

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