位置情報の機能をオンにしたスマホを持っていれば、Google マップなどの地図を使用するアプリで現在地を確認しやすくなります。

たとえば、旅行時に現在地から目的地までのルートを検索したり、現在地周辺の飲食店を探したりするのに役立ちます。

カメラアプリの位置情報をオンにしておくと、写真とともに撮影場所の情報を保存できます。保存した撮影場所の情報は Google フォトから確認が可能です。写真それぞれの詳細画面で確認できるほか、撮影場所をマップ ビューで閲覧することもできます。

Google マップ アプリのタイムライン機能をオンにしたスマホを持ち歩くことで、訪れた場所やルートをデバイスの地図に自動で保存できます。保存したタイムラインは Google マップ アプリで振り返ることができます。

タイムライン機能の設定方法などの詳細は、ヘルプセンターの Google マップ タイムラインを管理するをご覧ください。

Google マップ アプリでは、自分の現在地をリアルタイムで共有できます。たとえば、待ち合わせの際に自分のいる場所を伝えるときなどに便利です。詳細は待ち合わせに便利！スマホで自分の現在地を共有する方法や相手の位置情報を確認する方法を解説の記事をご確認ください。

ほかにも、宅配サービスアプリや配車サービスアプリの位置情報をオンにしておくことで居場所を共有でき、配達や迎車をスムーズに行えます。

また、Find Hub アプリでも、位置情報を共有している友人や家族がどこにいるかを確認できます。詳細は、ヘルプセンターの Find Hub で友だちや家族を見つけるをご確認ください。

緊急位置情報サービスをオンにしておくと、対応地域内であれば緊急通報番号に電話をかけるか、テキスト メッセージを送信したときに、位置情報が送信されます。

位置情報をオンにしておくと、現在地に基づいた便利な情報をすばやく取得できます。

たとえば Google 検索や Google マップで「近くのレストラン」といったキーワードを入力するだけで、地名を入れなくても現在地周辺の情報が表示されます。

他にも天気予報アプリをインストールしておけば、雨が降りそうなときに自動で通知してくれたり、AI アシスタントの Gemini に「今日の天気は？」などと話しかけることで、現在地に応じた情報を音声で手軽に確認することも可能です。

スマホをはじめとする Android デバイスを紛失した場合でも、位置情報がオンになっていることや、Google アカウントにログインしていることなどの要件を満たしていれば、Find Hub を利用して、遠隔でデバイスの位置の特定やデータ消去などを行うことが可能です。

Find Hub で紛失した Android スマホを探すために必要な準備について、詳細はヘルプセンターの Android デバイスを紛失した場合に見つけられるようにしておくをご確認ください。

手順は以下の通りです。

1. 設定アプリ  をタップします
2. [位置情報] をタップします
3. [位置情報を使用] をタップすると、オン / オフが切り替わります。画像はオンにした画面です

手順は以下のとおりです。

1. 設定アプリ  → [位置情報] をタップします
2. [アプリへの位置情報の利用許可] をタップします。アプリごとの位置情報の設定状況が表示されます
   • 常に許可
   • 使用中のみ許可
   • 毎回確認する
   • 許可しない

3. 各アプリの設定を変更するには、アプリ名をタップして、位置情報へのアクセスを選択します

位置情報はプライバシー情報にもなり得ます。SNS の中には投稿に位置情報を付与できるものもあり、便利な一方で、意図せず自宅や生活圏などのプライバシー情報を推測されてしまうことも考えられるでしょう。

必要以上に位置情報の利用を許可しないように、アプリの権限を見直すと安心です。

位置情報を常にオンにしていると、GPS を受信するためバッテリーの消費が増えることがあります。外出中など充電が難しい場合は、バッテリー残量の減少に注意しましょう。

Android スマホにはバッテリー セーバーなどの機能があります。充電を長持ちさせることができる一方で、画面オフ時は位置情報サービスが停止するなど、機能の一部に制限がかかります。状況に応じて活用するとよいでしょう。

地図アプリのナビ機能が正確に動作しない、ランニング アプリで現在地が正しく表示されないなど、現在地が不正確で困ることもあるかもしれません。

そのようなときは、スマホを 8 の字に動かしてコンパスを調整することで位置情報の精度を改善できる場合があります。方法について詳細は、ヘルプセンターのスマートフォンやタブレットを調整するをご確認ください。