Android 12 から導入された Material You は、スマホの画面を自分好みの色合いやデザインに変える機能です。2014 年に発表した Material Design をさらにアップデートし、機能性だけでなく、スマホにより自分らしさを求められるようになりました。

壁紙に合う配色を数種類のパターンから選ぶことも可能なので、手軽に自分好みのカスタマイズが可能です。

Material You には、簡単な操作でスマホのホーム画面などを自分好みの配色に最適化できるという特徴があります。

Material You の「ダイナミック カラー」という機能によって、ユーザーが設定した壁紙から色を抽出し、そのトーンに合った配色を AI が導き出して「カラーパレット」が作成されます。

壁紙に合う配色が自動で提案されるため、オリジナリティと統一感がある配色やデザインを選びやすいでしょう。

毎日持つものだから、自分好みにカスタマイズ！Android の便利な使い方 動画はこちら。

Material You では、壁紙を変えるだけでさまざまな配色パターンを楽しめます。また、以下の画像のように、壁紙を変更しなくても複数の配色を組み合わせることも可能です。

Material You は Android 13 で、さらに選択できるカラーパレットの種類が増え、一部サードパーティ製アプリ アイコンへの適用も可能になりました。

ここからは、Android 13 の Material You で色のカスタマイズが楽しめる画面を紹介します。

【ウィジェット】

ホーム画面に表示されるウィジェットの配色を、壁紙の色に合わせてカスタマイズできます。上記の画像では、天気、時計、Google ドライブのウィジェットが表示されています。

【テーマ アイコン】

テーマ アイコンとは、上記の画像のようにアプリ アイコンを壁紙に合う配色にする機能です。テーマ アイコンをオンにすると、検索バーにも配色が反映され、ホーム画面に統一感が出ます。

Android 13 以降は、Google 製アプリと一部のサードパーティ製アプリがテーマ アイコンに対応しています。

【クイック設定】

クイック設定パネルとは、ホーム画面を上から下へスワイプすると表示される画面のことです。このクイック設定パネルにも壁紙の配色が反映されます。

【アプリ】

Google 製のアプリや一部のサードパーティ製アプリにも、壁紙に合った配色が反映されます。上記の画像は、電卓の色がカスタマイズされた画面です。

Material You は、スマホを Android 12 以降のバージョンにアップデートするだけですぐに利用できます。アプリのインストールや、会員登録などを行う必要はありません。

2023 年 6 月現在は Android 13 が最新のバージョンで、Material You の機能も Android 12 からさらにアップデートされています。この機会に、バージョンをアップデートしてみてはいかがでしょうか。

※お使いのデバイスが Android 13 に対応しているかどうかは、販売元の携帯通信会社、またはメーカーのウェブサイトなどでご確認ください。ウェブサイトへのリンクは以下のとおりです。

• au
• docomo
• SoftBank
• その他の携帯通信会社およびメーカー

Material You のカラーパレットは [壁紙の色] が 8 パターン、[基本の色] が 16 パターンあり、合計 24 パターンからお好みのものを選べます。

ここでは、カラーパレットを設定する手順をケース別に紹介します。

Material You は、簡単なステップでスマホを自分好みの配色へカスタマイズできる機能です。

ご自身で設定した壁紙から抽出された色を元に、統一感のある配色パターンが提示されるので、あなたが気に入るカラー バリエーションが見つかりやすいでしょう。テーマ アイコンをオンにすれば、より統一感のある配色のホーム画面にすることもできます。

あなたも Material You を活用して、毎日使うスマホをより自分らしく、愛着のある 1 台にしてみませんか。

※本記事で紹介した内容は、Android のバージョンや機種によって異なる場合があります。
※本記事は、2023 年 6 月時点に Google Pixel 6（Android 13）で検証しました。