バッテリー残量の表示をパーセント(%)にする方法
Android スマホのバッテリー残量は、ステータスバーで確認できます。アイコンで示されるため、バッテリーがどれくらい残っているかを直感的に理解できるでしょう。
ここでは、ステータスバーをパーセント表示に切り替える方法や、ウィジェットで大きく表示する方法を紹介します。
ステータスバーの表示をパーセントにする
ステータスバーのバッテリー残量は、画像のようにパーセント表示にもできます。設定手順は以下のとおりです。
- 設定アプリを開きます
- [バッテリー] をタップします
- [バッテリー残量] をタップしてオンにします
ウィジェットでバッテリー残量を表示する
バッテリー残量が確認できるウィジェットをホーム画面に追加することができます。たとえば Google Pixel のバッテリー ウィジェットでは、パーセント表示のバッテリー残量や残りの持続時間の確認が可能です。
また、バッテリー ウィジェットでは Bluetooth 接続中のイヤフォンなど、アクセサリのバッテリー残量も確認できます。ウィジェットの大きさや配置する場所はホーム画面内で自由に調節が可能です。
バッテリー ウィジェットの設定手順は以下のとおりです。
- ホーム画面で、空いたスペースを長押しします
- [ウィジェット] をタップします
- [バッテリー] をタップします
- バッテリー ウィジェットを長押しします
- ウィジェットを配置したい場所までスライドして、指を離します
- ウィジェットのサイズを変更するには、上下左右の点を長押しして、スライドします
- 好みのサイズになったら、指を離します
※バッテリー ウィジェットは Android 12 以降で利用できます。
バッテリー消費量が気になるときの対処方法
バッテリーの減りが早いと感じたり、どんなアプリにバッテリーを多く使用しているのかが気になったときは、以下のことを試してみてはいかがでしょうか。
電池の使用状況を把握する
Android スマホでは、フル充電してから現在までのバッテリーの使用履歴がわかります。バッテリー使用量が多いアプリやシステムがリストアップされ、それぞれバッテリーを何パーセント消費したか確認できます。そのため、バッテリー消費が早い原因を見つけるのに役立つでしょう。
手順は以下のとおりです。
- 設定アプリを開きます
- [バッテリー] をタップします
- [バッテリー使用量] をタップすると、バッテリー使用量のグラフとリストが表示されます
バッテリー セーバーをオンにする
Android スマホには、バッテリーの消費を抑える機能があります。バッテリー残量が少なくなった場合などに活用しましょう。
この機能の名称はメーカーによって異なりますが、Google Pixel では「バッテリー セーバー」といわれるものです。たとえば、画面がダークモードになったり、アプリや機能の使用が制限されたりすることで、バッテリーの消費量が効果的に抑えられるようになります。バッテリー セーバーをオンにする手順は以下のとおりです。
- 設定アプリを開きます
- [バッテリー] をタップします
- [バッテリー セーバー] をタップします
- [バッテリー セーバーを使用する] をオンにします(確認画面が表示された場合は [ON にする] をタップします)
バッテリー セーバーがオンになると、下の画像のようにステータスバーのアイコンが赤色に変わります。
※バッテリー セーバーによるアプリや機能の制限についてはヘルプページをご覧ください。
自動的にバッテリー セーバーをオンにする
バッテリー セーバーなどの電池消費量を抑える設定は、バッテリー残量が少なくなった場合に自動的にオンにすることもできます。「ある程度バッテリーが減ったら使用量を節約したい」という場合に活用できる機能です。
バッテリー セーバーを自動的にオンにする方法は下記のとおりです。
- 設定アプリを開きます
- [バッテリー] をタップします
- [バッテリー セーバー] をタップします
- [スケジュールの設定] をタップします
- [普段の充電パターンを基に自動で ON] をタップして設定した場合は、次回までの充電の間にバッテリーが切れる可能性がある場合、自動的にバッテリー セーバーがオンになります。
[残量に応じて自動で ON] をタップして設定した場合は、任意のバッテリー残量になったタイミングでバッテリー セーバーがオンになります。オンになるタイミングは、バッテリー残量が 10~75% の間で選択できます
スーパー バッテリー セーバーをオンにする
Google Pixel には「スーパー バッテリー セーバー」という機能があります。設定がオンになると、バッテリー セーバーよりもさらに多くの機能がオフになり、ほとんどのアプリが一時停止し、スマホの処理速度も遅くなります。これによって、電池消費量をより抑えることが可能になります。
停電や災害のときなど、長時間充電できない状況で知っておくと役立つ機能です。
Google Pixel のスーパー バッテリー セーバーをオンにするときの手順は以下のとおりです。
- 設定アプリを開きます
- [バッテリー] をタップします
- [バッテリー セーバー] をタップします
- [スーパー バッテリー セーバー] をタップします
- [使用のタイミング] をタップします
- [毎回確認] をタップして設定した場合、バッテリー セーバーがオンになったときに、スーパー バッテリー セーバーもオンにするかどうかの通知が届きます
[常に使用] をタップして設定した場合、バッテリー セーバーがオンになったときに、スーパー バッテリー セーバーもオンになります
スーパー バッテリー セーバーがオンになると、下の画像のように一時停止したアプリのアイコンの色がグレーになります。
なお、スーパー バッテリー セーバーがオンになっていても常に有効にするアプリを追加したり、一時的にアプリを使用したりできる設定も可能です。
Google Pixel のスーパー バッテリー セーバーの詳しい設定方法、制限されるアプリや機能についてはヘルプページをご覧ください。
バッテリー シェアはスマホ同士で充電できる機能
Android スマホの一部の機種では、スマホのバッテリーを利用して別のスマホやイヤフォンなどのアクセサリをワイヤレス充電できる機能があります。充電したいスマホやアクセサリが Qi 規格(ワイヤレス充電の規格)に対応していれば、スマホの背面に置くだけでワイヤレス充電が可能です。
この機能の名称はメーカーによって異なりますが、Google Pixel では「バッテリー シェア」といわれています。バッテリー シェアをオンにする手順は以下のとおりです。
- 設定アプリを開きます
- [バッテリー] をタップします
- [バッテリー シェア] をタップします
- [バッテリー シェアを使用する] をオンにします
外出時などの手元に充電器がないときに役立つ機能です。
※バッテリー シェアでワイヤレス充電するには、スマホのバッテリー残量が最低 10% 以上必要です。
バッテリーに関わる設定を見直して Android スマホをより快適に使おう
Android スマホには、バッテリー残量(電池残量)をパーセントで表示する設定や、アクセサリを含むバッテリー残量をホーム画面に表示するウィジェットなど、バッテリー残量をわかりやすく表示する機能が備わっています。
バッテリー消費量が気になる場合には、バッテリーの使用状況をアプリやシステムごとに確認して原因を探すことも可能です。あわせてバッテリーの消費を抑える設定も利用するとよいでしょう。一部のスマホでは他のスマホやアクセサリにバッテリーを供給することも可能です。
Android スマホに備わっているさまざまなバッテリーの機能を活用して、より快適なスマホライフをお過ごしください。
※本記事で紹介した内容は、Android のバージョンや機種によって異なる場合があります。
※本記事は、2023 年 6 月時点に Google Pixel 6(Android 13)で検証しました。