Android のおやすみ時間モードとは? 便利な活用シーンや設定方法を紹介
Android のおやすみ時間モードとは? 便利な活用シーンや設定方法を紹介

Android のおやすみ時間モードとは? 便利な活用シーンや設定方法を紹介

2023.05.12

Android のおやすみ時間モードとは? 便利な活用シーンや設定方法を紹介

「スマホの通知が気になって、なかなか眠れない」「気持ちよく寝ていたのに、アプリの通知音で起こされてしまった」…このような経験がある方も多いのではないでしょうか。Android スマホの「おやすみ時間モード」は、睡眠の妨げになる通知を制限したり、入眠時に最適な BGM を流したりできる、快適な睡眠をサポートする機能です。本記事では、Android スマホのおやすみ時間モードの概要や活用シーン、設定方法などについて紹介します。

Android のおやすみ時間モードとは?

Android スマホを使って快適な睡眠を目指したいなら、おやすみ時間モードが便利です。Android スマホには、通知を制限する機能が複数搭載されているため、それぞれの機能の違いがよくわからない方もいるかもしれません。ここではおやすみ時間モードの基本的な特徴や設定方法、混同されがちなフォーカス モードとの違いについてなどを解説します。

Android のおやすみ時間モードとは?

基本的な特徴

おやすみ時間モードは、Android 9 以降のスマホで利用できる Digital Wellbeing の機能の一つで、Android スマホに搭載されている Digital Wellbeing ツールや時計アプリを使って設定できます。

おやすみ時間モードでは、指定した時間になるとスマホが自動的にサイレント モードの状態になり、アプリからのお知らせや電話の着信、メッセージなどからの通知をミュートにしてくれます。また画面の色味がモノクロに切り替わるため、スマホの光による睡眠の妨げなどを防止する用途でも役立つかもしれません。

単純にスマホの通知を鳴らさないようにしたいなら、電源をオフにしたり、通信を遮断する機内モードを使用すればよいでしょう。しかしその方法だと、着信やメッセージなども受信できないので、重要な連絡を見落としてしまう可能性があります。

おやすみ時間モードでは、スマホの電源やすべての通知をオフにするのではなく、睡眠の妨げになる通知だけを指定して制限できます。Digital Wellbeing 内のサイレント モードの設定から、アプリごとに通知のオンとオフの切り替えや、着信やメッセージなどの通知を受け取りたい人物を指定して許可する設定も可能です。

おやすみ時間モードは、睡眠時に最適なスマホの通知制限機能といえるでしょう。

※一部の機能は、Android 10 以降でのみ動作します。

フォーカス モードとの違い

Android スマホには一定時間スマホの通知やアプリの起動を制限できるフォーカス モードがありますが、これは本記事で紹介するおやすみ時間モードとは別の機能です。

おやすみ時間モードには、指定した時間にスマホの通知を制限することに加えて、心地よい眠りを促す安眠サウンドや、時間になるとスマホの画面が自動でモノクロ(グレースケール)になる機能が搭載されています。通知を制限するだけではなく、良質な睡眠をサポートすることに特化している機能といえるかもしれません。

一方、フォーカス モードのフォーカスには、「集中する」という意味があります。何かの作業に集中したいとき、その妨げになるアプリを一時的に停止できる機能です。設定をオンにしている間はアプリを起動できなくなり、通知も非表示になるため、勉強や仕事など、集中力を維持したいシーンで役立つ機能といえるでしょう。

おやすみ時間モードがオンになるとどうなる?

Android スマホでおやすみ時間モードがオンになると、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここではおやすみ時間モードの特徴を機能別に紹介します。

おやすみ時間モードがオンになるとどうなる?

着信やメッセージ通知がオフになる

おやすみ時間モードは、指定した睡眠の開始時刻になると、自動でスマホがサイレント モードに切り替わるように設定できます。サイレント モード中のスマホはミュートの状態になり、通常の着信やメッセージアプリなどからの通知制限が可能です。

しかし例外として、事前に指定した連絡先からの着信や、起床に必要なアラームなどの通知制限は解除されます。大事な通知だけを知らせてくれるほか、起床時刻になると自動でサイレント モードも解除されるため、解除し忘れて通知や着信に気づかないといったリスクが防げるでしょう。

画面の色がモノクロになる

おやすみ時間モードでは、設定した時間になると自動で画面がモノクロに切り替わります。ホーム画面だけでなく、Google Play ストアからダウンロードしたアプリや、YouTube で再生される動画もすべてモノクロになるのです。

おやすみ時間モードがオンになったことがひと目でわかるため就寝時刻の合図となり、寝る前に際限なくスマホを見続けてしまうのを防ぎたい場合に役立つでしょう。

終了時刻に合わせてアラームがセットされる

スマホのアラーム機能を目覚まし時計代わりに使っている方は多いでしょう。そのような場合にも、おやすみ時間モードは有効です。Android スマホの時計アプリでおやすみ時間のスケジュールを設定しておけば、起床時間になると自動でアラームがセットされます。

時計アプリのアラームでは、好きなサウンドやバイブレーションの有無が選べるほか、アラームが鳴る前に画面が徐々に明るくなるような設定も可能です。おやすみ時間モードは、スマホを目覚まし時計として利用したい方にとっても便利な機能といえるでしょう。

癒しの BGM をセットできる

入眠の際に心地よい音楽を BGM として流してみてはいかがでしょうか。おやすみ時間モードには、優しく眠りをサポートする「安眠サウンド」が搭載されています。安眠サウンドとは、睡眠導入時に最適な BGM をスマホから流せる機能のことです。

Google Pixel 6 では、波、深宇宙、黙想などの初期 BGM のほかに、お気に入りの BGM をご自身で設定することも可能です。入眠用の BGM によってリラックスできれば、快適な睡眠が得られるかもしれません。

毎日の睡眠時間を確認できる

毎日の就寝時刻や起床時間が不規則な方や、自分の睡眠時間を把握しておきたい方にも、おやすみ時間モードは役立つかもしれません。おやすみ時間モードの「最近のおやすみ時間のアクティビティ」では、設定したおやすみ時間中に使ったアプリの利用時間と、ベッドに入ってから過ごしたおおよその時間を曜日ごとにグラフ化して表示することが可能です。

ベッドで過ごしたおおよその時間は、室内が暗くなり、スマホの動きがなくなった時間に基づいて記録されます。スマホの使いすぎ防止や、ご自身の睡眠時間を調整したいときに役立つ機能といえるでしょう。なお設定したおやすみ時間中は、スマホをオンにして寝室に置いておくことをおすすめします。

また一部の Android スマホでは、おやすみ時間モードで「咳といびきのアクティビティ表示」が利用できます。咳といびきのアクティビティ表示では、睡眠中にご自身が発した咳やいびきなどの音声データを記録して確認することが可能です。

※咳といびきのアクティビティ表示は、医療目的での使用を意図した機能ではありません。ご自身に適したテクノロジーとのバランスをとるのに役立つ情報の提供を目的としています。健康に懸念がある場合は、医療提供者にご相談ください。また、この機能を使用して特定の結果が得られることを Google が保証することはありません。

※就寝時間のアクティビティについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

※就寝時間のアクティビティを使用するには、Digital Wellbeing アプリのインストールが必要です。

おやすみ時間モードの設定と解除方法

ここからは、おやすみ時間モードの機能の設定方法と解除方法などについて紹介します。

おやすみ時間モードの設定と解除方法

就寝時刻と起床時刻を設定

  1. 時計アプリを開きます
  2. [おやすみ時間] をタップします
  3. [スケジュール] カードの [おやすみ時間] で時刻をタップします
    おやすみ時間の開始をタップするイメージ
  4. おやすみ時間と、おやすみ時間のルーティンを使用する曜日を設定します
    おやすみ時間の曜日を選択するイメージ
  5. 以下のいずれかのオプションを選択します
    • リマインダーの通知: おやすみ時間のリマインダーを設定します
    • おやすみ時間モード: おやすみ時間中にスマホをミュート状態にし、画面をモノクロにします
  6. [起床時間] で時刻をタップします
    起床時間をタップするイメージ
  7. 起床時間とめざましアラームを使用する曜日を設定します
    起床時間の曜日を選択するイメージ
  8. 以下のいずれかのオプションを選択します
    • めざましディスプレイ: アラームの前に画面が徐々に明るくなります
    • 音: アラーム音を選択します
    • バイブレーション: アラームのバイブレーションをオンにします
    • Google アシスタントのルーティン: 起床時にアシスタントが行う操作を選択します

おやすみ時間モードの一時停止と解除方法

  1. おやすみ時間モードがオンになっている状態で、設定アプリを開きます
  2. [Digital Wellbeing と保護者による使用制限] をタップします
  3. [おやすみ時間モード] をタップします
  4. 解除する場合は [OFF にする] をタップします
    おやすみ時間をオフにするイメージ
  5. 一時停止する場合は [一時停止する: 30 分] をタップします

設定した起床時刻よりも早く起きてしまったときなど、設定したスケジュールを維持したまま、今回の設定のみを解除したい場合もあるでしょう。そのようなときは、クイック設定パネルにおやすみ時間モードのタイルを追加することで、オンとオフを切り替えることができます。

心地よいサウンドを聴く

  1. 時計アプリを開きます
  2. [おやすみ時間] をタップします
  3. [安眠サウンド] で、現在のサウンドをタップします
  4. サウンドを停止するまでの時間を 10 分 単位で設定します
    サウンドを停止するまでの時間をタップするイメージ
  5. サウンドを変更したい場合は [安眠サウンド] から [別のサウンドを選択] をタップします
  6. 使用するアプリと聴きたいサウンドを選択します。デバイスに保存されているサウンドを使用することもできます

おやすみ時間モードについて、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

快適な睡眠をサポートするおやすみ時間モードを使ってみよう

Android スマホのおやすみ時間モードには、通知や着信制限以外にも、就寝時に使える魅力的な機能が備わっています。たとえば、心地よい音楽を流せる安眠サウンド機能を入眠時に利用すれば、リラックスした状態で眠りに入れるのではないでしょうか。

また、ご自身がベッドで過ごしたおおよその時間がわかる最近のおやすみ時間のアクティビティは、睡眠時間の管理にも役立つかもしれません。スマホを使って睡眠環境を整えたいなら、Android のおやすみ時間モードを活用してみてはいかがでしょうか。

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