スマホフィルムは、もういらない? Android スマホに多い強化ガラス画面なら、なくても安心!
スマホフィルムは、もういらない? Android スマホに多い強化ガラス画面なら、なくても安心!

スマホフィルムは、もういらない? Android スマホに多い強化ガラス画面なら、なくても安心!

2022.08.25

スマホフィルムは、もういらない? Android スマホに多い強化ガラス画面なら、なくても安心!

スマホ画面の多くはガラス製のため、指でこすった程度ではほとんど傷がつくことはありません。しかし、使っている間に硬いものにぶつけてしまい、細かな傷がつくこともあるでしょう。コーティングが剥がれて指紋が付きやすくなってしまうかもしれません。そのような状況からスマホを守るために保護フィルムを貼っている方も多いでしょう。その一方で、最近は「スマホに保護フィルムは必要ない」という意見も見受けられます。スマホに保護フィルムは必要なのでしょうか。本記事では、Android スマホの画面を例にとり、スマホの保護フィルムの必要性とメリットやデメリットについて解説します。

スマホの画面はどんな素材? スマホフィルムは必要?

現在のスマホに画面を保護するフィルムは必要なのでしょうか? ここでは Android スマホに使用されている画面の素材を掘り下げ、スマホフィルムの必要性を考えてみましょう。

スマホの画面はどんな素材? スマホフィルムは必要?

Android スマホの多くに Gorilla Glass が使用されている

多くの Android スマホには衝撃耐性に優れた強化ガラスが使用されています。

Google Pixel 6 Pro にも採用されているものにアメリカのコーニング社が製造、販売している Corning® Gorilla® Glass Victus™があります。これは同社が販売しているガラスブランドの一つであり、おもにスマホやタブレットなどの IT 機器に用いられています。

Google Pixel 6 Pro はこれを採用することで、従来の Google Pixel よりも最大 2 倍の耐傷性を誇っています。

スマホの画面は傷つきにくくなっているため、フィルムは基本的に不要

Google Pixel 6 Pro の事例を見てもわかるように、強化ガラスが使用されているスマホであれば、画面を衝撃から保護する目的でフィルムを使用する意味はあまりないといえるでしょう。

また、スマホフィルムで保護できるのは画面だけで、背面のカメラなどは保護されません。したがって現在の Android スマホには、あまりフィルムは必要とされないでしょう。ただしスマホを落とすことが多い方などは、保険としてスマホフィルムを使用してもよいかもしれません。

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スマホフィルムの種類と選び方

Android スマホにはフィルムは原則として使用する必要はないといえますが、状況によっては安心を得るためにスマホフィルムを使用したい方もいらっしゃると思います。続いては、スマホフィルムの種類と選び方を解説します。

スマホフィルムの種類と選び方

スマホフィルムは保護フィルムとガラスフィルムに分けられる

スマホフィルムは「保護フィルム」と「ガラスフィルム」の 2 種類に分類できます。それぞれの特徴は以下のとおりです。

  • ガラスフィルム: ガラス製で衝撃に強く、画面の割れを防止できる
  • 保護フィルム: PET 製で衝撃に弱いが、ひっかき傷に強い

一般的に、ガラスフィルムは衝撃耐性に強い反面、価格が高くなる傾向があります。保護フィルムはリーズナブルなものが多いといえますが、落下時に画面の割れを防ぐ効果は少ないとされています。予算や使い方に合わせてフィルムを選びましょう。

スマホフィルムのいろいろな機能

ガラスフィルム、保護フィルムを問わず、スマホフィルムに特別な機能が備わっているものもあります。代表的な種類と、それぞれの特徴は以下のとおりです。

  • グレア: 透明度の高さが特徴。画像や動画を、クリアな画質で楽しめる
  • アンチグレア: さらさらとしたマットな質感が特徴。太陽光や照明の反射が気になりにくい
  • のぞき見防止: 見る角度によって画面が暗くなるブラインド加工が特徴
  • ブルーライトカット: 目に負担を与えるとされるブルーライトを軽減する機能を持つ
  • 全面保護: 画面だけではなく、スマホの表面を覆って保護するタイプのフィルム
  • 衝撃吸収、飛散防止: 落下時の衝撃を吸収してスマホを保護したり、フィルムが割れてもガラスの飛散を防いだりできる
  • 抗菌加工: 抗菌効果のある素材で作られたフィルム。抗菌加工されたスマホケースと合わせれば、スマホ全体の抗菌効果を高められる

スマホフィルムのメリット、デメリット

続いて、スマホフィルムのメリットとデメリットを確認していきましょう。スマホフィルムは原則的に必要ないといえますが、メリットがゼロという訳ではありません。一方で、使い方によってはスマホの快適性を損なう場合もあります。メリットとデメリットを把握したうえで、スマホフィルムの導入を検討しましょう。

スマホフィルムのメリット、デメリット

スマホフィルムのメリットは?

スマホフィルムはスマホを衝撃や汚れから守ったり、「のぞき見防止機能」や「ブルーライトカット機能」で安心感が得られたりする場合があります。たとえば、ビジネスでスマホを使用しており、満員電車などで活用するのであれば、「のぞき見防止機能」が役に立つでしょう。また、ブルーライトカット機能は、目に悪いとされているスマホやタブレットから生じるブルーライトを軽減させるメリットがあります。

スマホフィルムのデメリットは?

スマホは、フィルムを貼っていない状態で正常な動作を確認しています。したがって、フィルムを貼ることでタッチ操作による反応が悪くなったり、指紋認証の精度が落ちたりするリスクがあります。また、スマホフィルムがあることで画面本来の精細な美しさが損なわれる恐れもあります。分厚いガラス製のフィルムを使用する場合は、スマホケースに干渉してしまい、ケースを装着できない場合もあるでしょう。

スマホフィルムの購入はメリットとデメリットを比較して考えよう

現在の Android スマホの画面は衝撃に強い素材が使用されており、原則として保護フィルムは必要ありません。スマホフィルムを貼り付けることで、かえって画面の美しさが損なわれたり操作性が低下することもあります。とはいえ、使い方や使用環境によってはフィルムが役に立つ場合もあります。スマホフィルムの装着にはメリットとデメリットがあることを理解したうえで、フィルムの購入を検討しましょう。

※本記事で紹介した内容は、一部ご利用になれないデバイスなどもあります。本製品またはその一部の機能などを利用できるかどうかは OEM およびデバイス メーカーによって異なります。

参考:

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