フリック入力を習得すると入力速度が上がる? 基本操作や設定方法、練習する方法についても解説

Android 便利機能 2022.07.15
フリック入力を習得すると入力速度が上がる? 基本操作や設定方法、練習する方法についても解説

スマホが普及したことで、文字入力の方法にも変化が起こりました。その代表的なものがフリック入力です。従来の携帯電話とは違う入力方法なので、「フリック入力って覚えると便利なの?」「今までの入力方法の方が慣れていて早いのでは?」という疑問を持つ方もいるかもしれません。本記事では、スマホのフリック入力とは何なのか、そのメリットや基本操作を交えながらフリック入力を練習する方法についても解説します。

スマホのフリック入力ってなに?

フリック入力とは、スマホのソフトウェア キーボードで日本語を入力するための方法のひとつです。

12 キー配列を使った日本語の入力方法には、大きくわけて「トグル入力」と「フリック入力」があります。トグル入力とは、従来のガラケーのように文字のキーを複数回タップして入力する方法です。たとえば、「お」と入力したい場合には、「あ」のキーを 5 回タップします。これに対し、フリック入力は「あ」のキーを下にフリックすることで「お」を入力します。文字の位置を忘れた場合には、タップしてホールドすれば上下左右の文字の位置が確認できます。

このように、フリック入力を覚えることで、スマホのソフトウェア キーボードを使って文字入力をするときにタップする回数が減るという利点があるのです。

スマホのフリック入力ってなに?

フリック入力を覚えるメリット

フリック入力を覚えることでどのようなメリットがあるのか、詳しくみていきましょう。

フリック入力を覚えるメリット

入力時のタップ数が少なくなる

フリック入力をすることで、トグル入力よりもタップ数が少なくなるメリットがあります。

上述したとおり、たとえば「お」を入力する場合は、トグル入力ならば「あ」を 5 回タップする必要がありますが、フリック入力ならば 1 回のアクション(「あ」ボタンの位置で下にフリック)をするだけで入力が可能です。

たとえば、「あいうえお」を入力する回数を比較すると以下のようになります。

  • トグル入力でのタップ数: 15 回
  • フリック入力でのタップ数 5 回

比較的長い文章を入力するときにはタップする回数が大きく変わります。

記号の入力も素早くできる

一般的には、ソフトウェア キーボード右下に記号が配置されており、「、」「。」「?」「!」をフリック入力で表示できます。また、「~」や「ー」については、ソフトウェア キーボードの最下部中央「わ」の場所で、「()」などの括弧類は「や」の場所でフリック入力ができます。指の動きで配置を覚えてしまえば、記号も最小限のタップ数で入力が可能なのです。記号についてもフリック入力を覚えれば、長文を書くスピードも速くなるかもしれません。

両手打ちにすると入力速度も上がる?

タップ回数を最小限におさえられるフリック入力を行う場合、一般的には片手の親指や人差し指などを使って入力する方が多いようですが、慣れた方は両手の親指を使ってフリック入力をしているようです。

両手打ちにすると、さらに入力速度もあがるようですので、慣れるまでに練習は必要ですが、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。

フリック入力の基本操作

フリック入力は、ソフトウェア キーボードで上下左右に指をスライドさせて文字や記号を入力します。

ソフトウェア キーボードには、「あ」「か」「さ」「た」「な」「は」「ま」「や」「ら」「わ」のひらがなと、濁点などの記号が 2 箇所あり、これらが 3 × 4 で並んでいます。また、それぞれのボタンには「あ行」「か行」などのそれぞれ 4 文字が上下左右に配置されていますので、タップしてスライドさせることでそれぞれの行の文字を入力します。

フリック入力をしている画面

たとえば、「あいうえお」と入力したい場合は、以下のような操作を行います。

  • 「あ」を入力する場合: 「あ」をタップします。
  • 「い」を入力する場合: 「あ」から指を左にスライドします。
  • 「う」を入力する場合: 「あ」から指を上にスライドします。
  • 「え」を入力する場合: 「あ」から指を右にスライドします。
  • 「お」を入力する場合: 「あ」から指を下にスライドします。

この操作で 50 音および記号などを入力していくのです。基本操作を覚えることで、トグル入力よりもタップ数をおさえた文字入力が可能になります。

フリック入力の基本操作

フリック入力の設定方法

Android の初回起動時に「フリック入力」か「QWERTY の配列」を選ぶことができますが、あとから設定を変更する事も可能です。「QWERTY の配列」は、パソコンのキーボードと同じ配列で入力する方法となりますので、「フリック入力」を行うためには、日本語入力に 12 キーレイアウトの設定が必要です。設定されていない場合は以下の手順で設定できます。

※ Android のバージョンや機種によって異なる場合があります。

Google Pixel 6の場合

  1. Android スマホで設定アプリを開きます。
  2. [システム] → [言語と入力] をタップします。
  3. [画面キーボード] → [Gboard] をタップして、設定画面から [言語] に進み [日本語] を選択します。
  4. [12 キー] にチェックを入れて [完了] をタップします。

また、多くの Android スマホで標準のキーボードアプリとして搭載されている、Gboard を例に説明します。

Gboard は、Googleが提供しているキーボードアプリです。Google Play ストアからダウンロードできます。

Gboard での設定は以下の手順になります。

  1. Android スマートフォンまたはタブレットで、Gmail や Keep のようなテキスト入力が可能なアプリを開きます。
  2. テキストを入力する場所をタップし、キーボードを表示させます。
  3. 設定アイコン(歯車マーク)をタップします。設定アイコンが見つからない場合は、その他アイコン(…)をタップすると表示されます。
  4. 設定画面が表示されるので、[言語] をタップし、画面下部の [キーボードを追加] をタップします。
  5. 日本語をタップします。
  6. 使用したいレイアウトをチェックします。複数のレイアウトにチェックを入れれば、切り替えて使用することができます。
  7. [完了] をタップします。

Gboard ヘルプページ

 

自分なりの入力方法が決まったら、言語画面に色々なキーボードレイアウトがあると邪魔になってしまう可能性もあります。そのような場合は、不要なレイアウトを不使用にする方法があります。

  1. Gboard の設定画面から [言語] をタップし、右上の編集アイコン(鉛筆マーク)を選択
  2. 不要なレイアウトにチェックマークを選択して、右上の「ゴミ箱」に移動
フリック入力の設定方法

フリック入力を練習する方法

トグル入力に慣れている方は、フリック入力が難しく感じるかもしれません。ここでは、フリック入力の練習方法についてみていきましょう。

フリック入力を練習する方法

フリック入力しか使わないようにする

フリック入力に慣れるためには、「フリック入力しか使わない」環境を作ることが効率的でしょう。

Android スマホで文字入力をする際にはフリック入力だけを使うようにし、トグル入力を意識的に避けることでフリック入力の癖がつきます。最初は入力速度が遅く戸惑うかもしれませんが、ゆっくりでも何度もフリック入力することで回数を重ねるうちに指が自然に覚えていくでしょう。

Gboard では、以下の手順でトグル入力を無効にできます。

  1. 設定アイコン(歯車マーク)→ [システム] → [言語と入力] → [画面キーボード] をタップします。
  2. [Gboard] → [言語] → [日本語12キー] で [フリックのみ] をオンにします。

配置は時計回りで覚える

フリック入力の文字は、それぞれ母音が時計回りに配置されています。そのため、以下のように母音の位置で覚えるとよいでしょう。

  • 「あ」の母音: 中央
  • 「い」の母音: 左
  • 「う」の母音: 上
  • 「え」の母音: 右
  • 「お」の母音: 下

母音の位置を覚えておくことで、フリック入力でも文字の位置を覚えやすくなるのではないでしょうか。

記号の配置を覚える

フリック入力では、ソフトウェア キーボードの右下に記号が配置されています。頻繁に使う記号の位置から覚えるとよいでしょう。それぞれの配置は次のようになっています。

  • 「、」の位置: 中央
  • 「。」の位置: 左
  • 「?」の位置: 上
  • 「!」の位置: 右

フリック入力で句読点を入力しようとしている画面

アプリで練習する

フリック入力を練習するためのアプリも、さまざまな種類が提供されていますので、Google Play ストアで探してインストールしてみてもよいかもしれません。

フリック入力を習得してスマホのキーボードを使いこなそう

フリック入力を習得すれば、トグル入力よりもタップ数が減るため入力が速くなるかもしれません。まずは、フリック入力の文字配置を覚えて、練習してみましょう。

※ 本記事で紹介した内容は、一部ご利用になれないデバイスなどもあります。本製品またはその一部の機能などを利用できるかどうかは OEM およびデバイスメーカーによって異なります。

前の記事

どのようなモバイル バッテリーがいいの? その選び方と使い方とは

どのようなモバイル バッテリーがいいの? その選び方と使い方とは

Android アクセサリ 2022.7.15

次の記事

迷惑な電話やメッセージに困ったら、着信拒否を設定する方法も

迷惑な電話やメッセージに困ったら、着信拒否を設定する方法も

Android 便利機能 2022.07.15