Bluetooth(ブルートゥース)とは?Wi-Fiとの違いや活用シーンを紹介

Android 機能 2021.11.26

近年、ビジネスや私生活で利用する機器の多くに Bluetooth(ブルートゥース)が搭載されています。たとえば、Android スマホとイヤホンを接続するときにも Bluetoothを利用するケースが増えています。
しかし、「そもそも Bluetoothって何?」「 Bluetoothって何に使うの?」といった疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。今回は、そもそも Bluetoothとは何なのかをおさらいしながら、無線LAN(Wi-Fi)との違いや Bluetoothの活用シーンを紹介します。

Bluetooth(ブルートゥース)とは?

Bluetooth(ブルートゥース)とは、無線通信技術のひとつです。さらに、無線通信技術の中でも近距離無線通信技術として区別されています。簡単にいえば「近い距離にある機器同士をつなぐ無線技術」です。
たとえば、 Android などのスマホとBluetoothイヤホンがイメージしやすいかもしれません。
Android スマホで音楽や動画を視聴する際、Bluetoothイヤホンを利用すればケーブルを繋がなくても音を聞くことができます。これは、 Android スマホとイヤホンが、Bluetoothという近距離無線通信技術で接続されているからです。
このように、Bluetoothは、私たちのごく身近なものに多く活用されています。

Bluetoothと無線LAN(Wi-Fi)の違い

私たちの身近にある無線通信技術には、Bluetoothのほかにも無線LAN(Wi-Fi)があります。Bluetoothは、近距離にある機器同士をつなぐ近距離無線通信技術でしたが、無線LANとはどのような違いがあるのでしょうか。

Bluetoothと無線LANの違いは「到達距離」と「接続台数」にあります。つまり、「無線電波がどこまで届くのか」と、「最大何台の機器と接続できるのか」という違いです。

まず、Bluetoothの電波が届く範囲は、10mから100m程度です。一方、無線LANは、100mから300m程度まで電波が届きます。接続台数に関しては、Bluetoothは最大7個の機器を接続できるのに対し、無線LANは最大32個の機器を接続できます。

次に、用途の違いが挙げられます。Bluetoothは、基本的にスマホやパソコンの周辺機器を接続するために利用されることがほとんどです。一方無線LANは、スマホやパソコンのローカルネットワーク接続に利用されることが多いでしょう。

そのほか、伝送速度(データ通信の速さ)や消費電力などにも違いがあります。以下、Bluetoothと無線LANの違いを簡単な表でまとめておきます。

Bluetooth 無線LAN
到達距離 10~100m程度 100~300m程度
接続台数 最大7個 最大32個
周波数 2.4GHz 2.4GHz、5GHz
伝送速度 1Mbps 11Mbps、54Mbps
消費電力 120mW以下 3W程度
主な用途 スマホやパソコンと周辺
機器を接続する など
ネットワークを構築する など

Bluetoothの活用シーン

それでは、Bluetoothの主な活用シーンをみていきましょう。

※Bluetoothの接続方法については、「Android デバイスを Bluetooth 経由で接続する」をご確認ください。

イヤホンで音楽を聴く

スマホとBluetoothイヤホンを接続して利用すると便利でしょう。
たとえば、 Android スマホに音楽をダウンロードして外出時に聴くときには、有線イヤホンよりもBluetoothイヤホンのほうが便利だと感じる人もいるでしょう。なぜなら、有線イヤホンはケーブルが絡まったり、 Android スマホとイヤホンを接続するケーブルが邪魔になったりするからです。
一方、Bluetoothイヤホンを利用すれば、イヤホンをかばんの中に入れても絡まることがありませんし、使用中のわずらわしさも解消できるでしょう。

スピーカーから音楽を流す

Bluetooth対応のスピーカーを購入すれば、スマホとスピーカーをBluetoothで接続することも可能です。
部屋にスピーカーを設置して、手元の Android スマホで音楽を操作すれば、スピーカーから音楽を流せます。

キーボードを使う

Bluetooth搭載のキーボードをスマホに接続すれば、スマホでのちょっとした文章作成が楽になるかもしれません。
たとえば、 メッセージアプリでのやり取りや、仕事のメールをスマホで作成したい場合に便利です。 Android スマホとキーボードをBluetoothで接続して、スマホの画面を見ながらキーボードでタイピングできますので、キーボードに慣れている人は、スマホでの文章入力も速くなるでしょう。

ゲームにコントローラーを使う

スマホのゲームアプリには、ゲーム用のコントローラーに対応したものもあります。
スマホ本体で画面を見ながら、Bluetooth接続したコントローラーで操作をすれば、据え置き型のゲーム機のように楽しめるでしょう。

Android 同士でファイルやリンクのやり取りをする

Android 同士をBluetooth接続して、ファイルやリンクをやり取りする活用方法もあります。

たとえば、あなたの Android スマホと、友人や同僚の Android スマホをBluetooth接続すれば、ファイルやデータをやり取りできます。

共有方法については「付近の Android デバイスとファイルやリンクを共有する」をご確認ください。

テザリングを利用する

Bluetoothは、 Android スマホでのテザリングにも活用できます。

たとえば、外出先でパソコンをインターネットに接続したい場合、 Android スマホとパソコンをBluetoothで接続してテザリングすれば便利です。

テザリングの手順については「Android でアクセス ポイントやテザリングを使用してモバイル接続を共有する」をご確認ください。

Bluetoothを使ってスマホをフル活用しよう!

スマホのBluetoothを活用することで、できることが広がります。たとえば、 Android スマホにBluetoothイヤホンを接続すれば音楽も聴けますし、スマホを持たずに通話もできます。Bluetoothキーボードを接続すれば、ちょっとした文書作成にも便利です。そのほか、 Android スマホとパソコン、あるいは Android スマホ同士でのデータ共有などにも使えます。Bluetoothがどのような機能なのかを知り、今まで以上に Android スマホをフル活用しましょう。

※本記事で紹介した内容は、一部ご利用になれないデバイスもあります。本製品またはその一部の機能などを利用できるかどうかは OEM およびデバイス メーカーによって異なります。

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