Android スマホで着信拒否(ブロック)をするとどうなる? 機能の概要やアナウンスについて解説
Android スマホで着信拒否(ブロック)をするとどうなる? 機能の概要やアナウンスについて解説

Android スマホで着信拒否(ブロック)をするとどうなる? 機能の概要やアナウンスについて解説

2023.11.27

Android スマホで着信拒否(ブロック)をするとどうなる? 機能の概要やアナウンスについて解説

迷惑電話やいたずら電話、不要な営業電話は、できるだけかかってきてほしくないものです。そういったときに役立つのが着信拒否(ブロック)ですが、着信拒否を設定した場合、発信者側にはどのように聞こえるのでしょうか。本記事ではスマホの着信拒否の概要や、拒否設定をしたときに発信者側に流れるアナウンスの種類、迷惑電話対策に役立つ機能などを解説します。

スマホの着信拒否はどんな機能?

着信拒否は、指定した電話番号や非通知の番号からかかってきた電話をブロックする機能(サービス)です。ブロックした番号からの着信は、受信者側には着信音が鳴らず自動的に通話が切断されるため、不要な着信に煩わされることがなくなるでしょう。また、アプリやサービスによっては、特定できない電話番号もブロックすることができます。

着信拒否の機能やサービスの内容は、使用しているスマホの機種やサービスを提供している携帯通信会社などによって異なります。また、携帯通信会社の着信拒否サービスを利用する場合、発信者側に流れるアナウンスの内容やサービスの利用料金も、受信者側が契約している携帯通信会社によって変わります。

設定する前に、利用しようとしている着信拒否機能やサービスの内容を確認しておくとよいでしょう。

スマホの着信拒否はどんな機能?

着信拒否を設定するとどうなる?

着信拒否を設定すると、指定した電話番号からかかってきた着信は自動的にブロックされ、アプリやサービスによっては発信者側にアナウンスが流れることもあります。ここでは、電話アプリのブロック機能を使う場合と、携帯通信会社の着信拒否サービスを利用する場合で、それぞれの挙動やアナウンスの内容を紹介します。

着信拒否を設定するとどうなる?

電話アプリのブロック機能を使う場合

Android スマホにプリインストールされている電話アプリには、ブロック機能が搭載されているものもあります。たとえば、Google が提供する電話アプリは、特定の電話番号や不明な電話番号からの着信をブロックできます。ブロックした番号からの着信は自動的に拒否され、通話履歴にも表示されません。

また、このアプリの機能を利用した場合、発信者側で呼び出し音が鳴らずに通話が終了します。スマホの機種によっては「おかけになった電話をお呼びしましたが、お出になりません」などのアナウンスが流れることもあります。

※ Google の電話アプリでのブロックの詳細は、ヘルプセンターの電話番号をブロックまたはブロック解除するをご覧ください。その他の電話アプリのブロック機能に関しては、各スマホメーカーの公式サイトなどでご確認ください。

携帯通信会社のサービスを利用する場合

契約している回線やプランによっては、携帯通信会社の着信拒否サービスも利用可能です。携帯通信会社のサービス利用時は発信者側のスマホに、通話をつなげない旨のアナウンスが流れます。

発信者側に流れるアナウンスの内容は、携帯通信会社によって異なります。

【docomo : 迷惑電話ストップサービス】

「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません。」というアナウンスが流れます。圏外、電源オフのときも着信拒否アナウンスが流れ、電話番号が非通知の場合でも着信拒否登録ができます。詳しくは、docomo のサポートページをご覧ください。

【au : 迷惑電話撃退サービス】

「おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません。」というアナウンスが流れます。また、電話番号が非通知の場合でも着信拒否登録ができます。詳しくは、au のサポートページをご覧ください。

【SoftBank : ナンバーブロック】

指定したアナウンスが 3 回流れます。アナウンスは「こちらはソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません。」「この電話はお受けできません。」などの 9 種類から選ぶことができ、拒否登録をする電話番号ごとに設定可能です。詳しくは、SoftBank のサポートページをご覧ください。

応答前に通話相手の名前や用件が確認できる方法も

Android スマホでは、電話に出る前に相手の名前や用件を確認できる機能や、迷惑電話の可能性がある番号を検知するアプリを利用することもできます。

応答前に通話相手の名前や用件が確認できる方法も

通話スクリーニングを利用する

Google Pixel には、電話に出る前に相手や用件を確認できる、通話スクリーニングという機能が搭載されています。着信を受けた際に表示される、[スクリーニング] という選択肢を選ぶと、あなたの代わりに Google アシスタントが相手に名前や用件を尋ねてくれます。着信時に通話スクリーニングをする方法

相手が Google アシスタントに応答した内容は音声文字変換でスクリーンに文字としてリアルタイムで表示されるため、それを見てから電話に出るかどうかを選ぶことができます。知らない番号から着信があった際、それが迷惑電話かどうかを確認したい場合などに役立ちます。

また、スクリーニングされた着信の音声文字変換データのテキストはすべてスマホに保存され、後から確認することもできます。詳しい操作方法や設定方法は、ヘルプセンターの通話を応答前にスクリーニングするをご参照ください。

迷惑電話対策アプリを利用する

また、Google Play ストアでは迷惑電話対策のアプリも公開されています。利用できる機能はアプリによって異なりますが、迷惑電話の可能性がある番号を検知したり、迷惑電話の着信拒否を設定できたりするものがあります。

ご自身が必要としている機能とアプリの機能を照らし合わせて、探してみるとよいでしょう。

※サードパーティのデベロッパーによって作成されたアプリのサポートや動作については、そのデベロッパーが責任を負います。

着信拒否の機能を使って快適に過ごそう

本記事では Android スマホで着信拒否の設定をするとどうなるのかを解説しました。着信拒否の設定は、主に電話アプリの機能を使う方法と、契約している携帯通信会社のサービスを利用する方法の 2 つがあります。着信拒否を設定した番号から電話がかかってきたときに発信者側に流れるアナウンスの内容は、利用する携帯通信会社のサービスによって変わります。

また、Google Pixel スマホに搭載されている通話スクリーニング機能や、迷惑電話の可能性がある番号を検知できるアプリを利用すれば、電話に出る前にその着信が迷惑電話かどうかを判断できるかもしれません。状況に応じて活用してみるとよいでしょう。

※本記事で紹介した内容は、Android のバージョンや機種によって異なる場合があります。

※本記事は、2023 年 8 月時点に Google Pixel 6、Google Pixel 7(Android 13)で検証しました。

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