以下の手順で、既に Google アカウントにバックアップされている Google フォトのデータから、不要なものを削除できます。

1. Google フォト アプリを開きます
2. Google アカウントにログインします
3. アカウントのプロフィール写真またはイニシャルをタップします
4. 「アカウントのストレージ」の [ストレージを管理] をタップします
5. 「確認して削除」でカテゴリを選択します

6. 画面右上の [選択] をタップします
7. 削除したいデータを選んだ後、[ゴミ箱に移動] をタップします

カテゴリは [サイズの大きい写真と動画] や [スクリーンショット]、[不鮮明な写真] などに分かれ、不要なデータが見つかりやすくなっています。スマホと Google フォトの両方から削除したい写真や動画を選択しゴミ箱に移動させましょう。

また、Google フォトではニーズに応じた柔軟な削除方法が可能です。たとえば、Google フォトの容量を節約するために Google フォトからは削除したいがスマホには残したい、逆にスマホの容量を確保するためにスマホからは削除したいが Google フォトには残したい、などのケースがあるでしょう。各ケースに応じた具体的な削除方法や、削除後の復元方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

Google アカウントの空き容量を確保するために、Google フォトだけでなく Google ドライブや Gmail の不要なデータも削除しましょう。たとえば、画像や動画などサイズの大きなファイルや、添付ファイルがあるメールなどを削除することで、容量不足の解消につながります。

なお、Google ドライブや Gmail はゴミ箱に残っているファイルも保存容量にカウントされるため、空き容量を増やすためにはゴミ箱から完全に削除する必要があります。

また、Google フォトや Google ドライブなどの各アプリからデータを削除することも可能ですが、後述の Google One のアプリを使うと、アプリやデータの種類を問わず [サイズが大きい写真や動画] や [サイズの大きいファイル] などカテゴリごとにまとめて簡単に削除できます。1 つのアプリから、Google フォトの動画や、Gmail の添付があるメール、Google ドライブに保存していたファイルなどを管理できるため、より手軽に空き容量を増やせるでしょう。

Google フォトは撮影時の画質を保持したまま保存できるため、バックアップ データに高画質の写真や動画が多いと、保存容量を早めに消費してしまう可能性が高まります。バックアップ時の画質を「保存容量の節約」に変更すれば、データの容量を減らせます。

ただし「保存容量の節約」を選択すると、写真や動画の画質が元データよりやや下がった状態で保存されるため注意が必要です。

詳細は、ヘルプセンターの写真と動画のバックアップの画質を選択するをご確認ください。

パソコンや外付けの HDD、SSD、USB メモリ、SD カードなど、データを外部のストレージに保存することで容量を自由に調整できます。外部ストレージにバックアップした後に Google フォトからデータを削除すると、Google アカウントの空き容量を増やせます。

また、外部ストレージにデータを保存すれば、万が一スマホ本体に不具合が起きた際にもデータを確認できます。パソコンと Android スマホ間でのデータ転送は、Google アカウントや USB ケーブル、Windows 用クイック共有を使用し簡単に行えます。

詳細は、ヘルプセンターのパソコンと Android デバイス間でファイルを転送するをご覧ください。

パソコンを使用せずに HDD などの外部ストレージにデータを保存したい場合には、OTG 機能を活用するとよいでしょう。OTG 機能を利用すると、パソコンを介さずに直接 HDD などの外部ストレージにスマホからデータを移動できます。

無料で使用できる 15 GB より多くのデータを保存したい場合は、Google One でストレージ容量を追加購入するとよいでしょう。Google One は、Google アカウントのストレージ容量を増やせるほか、Google のコンテンツでさまざまな特典が受けられるメンバーシップ プランです。

購入可能なストレージ プランは 100 GB からで、アップグレードすることで最大 30 TB まで増やせます。また、購入した容量は家族で共有できるので、ご自身の使い方に合わせて活用できるでしょう。