ランニングに Android スマホを持っていこう! メリットや持ち方などを紹介
ランニングに Android スマホを持っていこう! メリットや持ち方などを紹介

ランニングに Android スマホを持っていこう! メリットや持ち方などを紹介

2022.08.25

ランニングに Android スマホを持っていこう! メリットや持ち方などを紹介

ランニングに Android スマホを持って行ってみませんか。走行距離の記録や景色の撮影など、走ることがもっと楽しくなりそうな機能を利用できます。しかし「スマホを落とさないか心配」「持ち運び方が分からない」という人もいるかもしれません。本記事ではランニングなどの場面で安心して利用できるスマホの選び方や、ランニングにスマホを持ち運ぶメリット、持ち方、注意点などを紹介します。

ランニングにも安心なスマホ選びのポイントは 4 つ

のちほど紹介するように、ランニング中はスマホを安全な場所に保管しながら走る人がほとんどでしょう。しかしスマホを操作しようと取り出したときに誤って落としてしまうなどで衝撃を与えてしまったり、雨や汗、砂ぼこりがついたりしてしまう可能性もゼロではありません。

ここでは、アウトドアでの活動が多い人でも安心して利用できるようなスマホを選ぶポイントを 4 つ紹介します。

ランニングにも安心なスマホ選びのポイントは 4 つ

耐衝撃

スマホの落下は避けたいものですが、うっかり地面に落としてしまうこともあるでしょう。そのようなときでも、耐衝撃性のスマホなら破損しにくく、安心ではないでしょうか。耐衝撃には「MIL 規格」と呼ばれる基準があります。米国国防総省が制定した基準で、1.22 メートルの高さから落とす耐衝撃実験のほか、振動、日射、低温、高温、気圧など、さまざまな条件下で性能を試すテストです。

また、落下で心配なのは画面のひび割れでしょう。Android スマホのガラスには、強度・剛性に優れた強化ガラスが使われていることが多く安心感があります。もちろん落下させないように気をつけるのが一番よいですが、万が一を考えて高い保護性能が備わったスマホを選ぶとよいかもしれません。

防塵機能

防塵機能とは、固形物の侵入を防ぐ機能のこと。基準を明確にするために「IP コード」で性能を示すスマホもあります。IP コードとは、電気製品の保護性能を定める基準試験に基づいた数値です。防塵機能には 0 から 6 までの段階があり、数字が大きいほど保護等級が高く、性能が高いことを示しています。保護等級が高ければランニング中の砂ぼこりなどからも保護されるでしょう。たとえば Google Pixel 6 Pro の防塵機能を示す IP コードは 6 なので、砂ぼこりの立つような場所でも心配が少ないでしょう。

防水機能

防水機能とは、水の侵入を防ぐ機能のこと。防塵機能と同様に、IP コードによって防水等級の基準が明確にされています。防水等級は 0 から 8 までの段階に分かれています。ランニング中には汗や雨などの水分が付着する可能性があるので、等級の高い防水機能があると安心できるでしょう。こちらも Google Pixel 6 Pro を例に挙げると、IP 規格は 8 で、雨でも心配が少ないです。

身軽なランニングならスマートウォッチ

Wear OS by Google など、Android に対応する OS のスマートウォッチであれば、手持ちの Android スマホと連携させることで、スマホと同じような操作ができるものがあります。

生体センサーや GPS 搭載のスマートウォッチであれば、Google Fit アプリと組み合わせて使うことで、歩数や心拍数の記録や管理が可能です。Galaxy Watch など、各 Android メーカーがスマホと連携しやすいスマートウォッチを発売しています。お気に入りのデザインのスマートウォッチを選んでランニングを楽しむのもよいでしょう。

※紹介した防塵・防水機能や MIL 規格はあくまで基準であり、故障や破損をしないことを保障するものではありません。

※すべてのスマートウォッチでの動作を保証するものではありません。求める機能があるかどうかなど、詳しくはスマートウォッチのメーカーにご確認ください。

ランニング中にスマホを持ち運ぶメリット

ランニングにスマホを持っていくと、どんなメリットがあるのでしょうか。例を 4 つ紹介します。

ランニング中にスマホを持ち運ぶメリット

好きな音楽などを聴きながら走れる

気持ちのいい音楽があると、いつもよりもランニングの爽快感が得られるのではないでしょうか。スマホとイヤホンがあれば、音楽アプリでお気に入りの音楽を聴きながらランニングができます。ランニング中にイヤホンのコードが気になる場合には、Bluetooth で接続できるワイヤレス イヤホンを使えば、ストレスが少なく音楽とランニングを両方楽しめるでしょう。

ランニングの記録をつけられる

「せっかくランニングを続けるのなら記録しておきたい」と思う人もいるかもしれません。ランニングの時間や距離の記録は、習慣づけなどのモチベーションにもつながるでしょう。ほとんどのスマホには位置情報機能が搭載されているため、ランニングアプリなどを利用すれば、走った距離やコースの記録が可能です。

ランニング中の景色を撮影できる

早朝ランニングの朝焼けや、ナイトランでの夜景など、景色の美しさにハッとしたことはありませんか。ランニングをしたからこそ出会った景色を写真に収めるのに、スマホはぴったりでしょう。持ち運びしやすく、少ない操作でカメラアプリを立ち上げ、撮影ができます。SNS でランニング報告を行うときにも、撮影した写真が花を添えてくれるでしょう。

財布を持たずスマホ決済で買い物できる

ランニング後に銭湯に立ち寄ったり、コンビニで飲み物を買ったりできたら、よいランニングの締めくくりができそうではありませんか。スマホ決済ができるアプリをあらかじめ準備しておけば、財布を持ち歩かなくてもランニング中や後に買い物ができます。利用する場合は、スマホ決済可能な店舗を確認しておくとよいでしょう。

連絡手段として緊急時にも役立つ

スマホがあれば、体調が悪くなったり負傷したりなど、動けなくなったときに助けを呼ぶ手段としても役立ちます。家族や知人に電話やチャットなどで連絡できるほか、Android スマホの緊急通報機能を使えば、緊急 SOS の送信や位置情報の共有が可能です。

緊急通報機能について詳しくはAndroid スマホの緊急通報機能はどう使う?事前準備をしておこうで解説しているので、あわせてご覧ください。

ランニング中のスマホの持ち運び方 3 選

ランニング中にスマホをどう持ち運ぶか、お悩みの方もいるかもしれません。ここからはスマホの持ち運び方を 3 つ、それぞれのメリットとあわせて紹介します。

ランニング中のスマホの持ち運び方 3 選

スマホの操作がしやすいアームバンド

アームバンドとは、腕に巻きつけるスマホケースのようなものです。腕にフィットさせて装着するため揺れにくく、着けていても気になりにくいでしょう。製品によってはスマホを入れる部分が透明なフィルムになっていて、アームバンドの上から操作ができます。また、イヤホンコードを通す穴があるものなど、快適にランニングできるようなつくりになっているようです。飲み物など他の荷物を持ち運ばない身軽な短距離ランなどで活躍するでしょう。

小物も収納可能なウエストポーチ

ウエストポーチは、ベルトのように腰に巻くポーチです。スマホと一緒に鍵、財布、小さな水筒など、ちょっとした荷物を入れられます。ウエストポーチの素材はフィット感のあるものを選ぶと、ランニング中の揺れが気になりにくいでしょう。

先に紹介したアームバンドはスマホを収納したまま操作ができるものの、写真を撮るには片手でアームバンドからスマホを取り出さなければなりません。ウエストポーチなら、ファスナーを開けてすぐに取り出せます。「ランニング中の写真をたくさん撮りたい」という人によい収納方法でしょう。

荷物が多くても安心なランニング バックパック

普通のリュックサックと比べると、ランニング バックパックは体にフィットして揺れが気になりにくく、素材も蒸れにくいものが使われている傾向にあります。軽食や着替えなども入れられるため、長距離ランやトレイルラン、ジムに向かう間や通勤時など、さまざまなシーンでランニングを楽しめるようになるでしょう。

スマホをすぐに取り出したい場合は、サイドや肩ベルトなどにポケットがついたものを選ぶとサッと取り出せます。

ランニングにスマホを持ち運ぶ際の注意点 3 つ

いくら便利なスマホでも、周囲の人や安全の妨げになってはいけません。ここではスマホを持ち歩きながらランニングする際の注意点を紹介します。

ランニングにスマホを持ち運ぶ際の注意点 3 つ

「ながらスマホ」はしない

聴きたい音楽を探したり、風景写真をシェアしたりなど、ランニング中にスマホを操作したくなるときもあるでしょう。そんなときでも、歩いたり走ったりしながら操作する「ながらスマホ」を避けることが大切です。

立ち止まって操作するときは、他の人のランニングや通行の邪魔にならず、安全に操作できる場所を選びます。自分を含め、その場にいる人が安全で快適に過ごせるように心がけたいものですね。

イヤホンの音量

周囲の環境音が聞こえるような音量に設定しましょう。イヤホンで音楽を聴きながらのランニングは、気持ちが盛り上がって楽しいかもしれません。その反面で、音楽の音量が大きいと周囲の状況がわかりづらく、車や自転車の接近などに気付きにくくなってしまいます。イヤホンの音量は小さめに設定しておくと安心でしょう。

環境音を取り入れつつ、音楽を楽しむのであれば骨伝導イヤホンを使ってみるのも一つの方法です。骨伝導イヤホンは鼓膜ではなく骨の振動から音を取り入れるので、耳をふさがず音楽を楽しめます。

骨伝導イヤホンに関してはスマホ用のイヤホンは何がいい?骨伝導イヤホンも選択肢にでも詳しく紹介しています。

スマホの保管場所

落下の危険から守るため、ランニング中のスマホ保管場所には気をつけましょう。もし手で持って走ったり、ファスナーなしのポケットに入れたりすると、汗や振動で落下するかもしれません。また、手やポケットでの持ち運びは、ランニング中の姿勢に悪影響が出ることも考えられます。

前述したとおり、ランニングに適したアームバンドやウエストポーチ、ランニング バックパックなどでスマホを保管すると快適なランニングを楽しめるでしょう。

Android デバイスでランニングを楽しもう!

スマホをランニングのお供にすれば、走行距離などモチベーションを上げる記録ができるほか、連絡や決済の手段にもなります。メリットがある反面、スマホの落下や「ながらスマホ」などの危険もあるため、収納して持ち運ぶのがよいでしょう。

もっと身軽にランニングを楽しみたい方は、スマートウォッチを選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。Android のデバイスを活用して、安全で快適なランニングを楽しんでみてください。

※本記事で紹介した内容は、一部ご利用になれないデバイスなどもあります。本製品またはその一部の機能などを利用できるかどうかは OEM およびデバイス メーカーによって異なります。

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