サブスク（サブスクリプション、定期購入）とは、月ごとや年ごとなど決まった料金を定期的に支払うことで、特定のサービスや商品を継続して利用できる便利な仕組みです。Google Play ストアでは、サブスクを「定期購入」と呼んでいます。

サブスクは、YouTube Premium のような動画配信サービスや、音楽配信サービスなど、さまざまなジャンルのアプリで利用されていて、サービスの利用にサブスクの契約が必須である場合や、サブスクにすることでアプリ内の追加機能やプレミアム サービスが使えるようになる場合などがあります。サブスクの情報は、契約したアプリのアカウントや支払い時に経由したストアのアカウントで管理されています。契約や支払いには、主に「アプリストアを経由する場合」と「アプリのサービス提供者と直接契約する場合」の 2 つのパターンがあり、アプリの仕様やサービスのプランなどによって異なります。

たとえば、Google Play ストアを経由してサブスクを支払った場合は、Google Play ストア アプリや Google アカウントで契約を確認することができます。一方、Google Play ストアからダウンロードしたアプリであっても、アプリ内やサイトで支払い情報などを直接入力して契約した場合は、Google Play ストアで契約状況を確認することはできません。アプリや公式サイトのアカウント設定などから直接手続きを行う必要があります。

一度定期購入を開始すると、アプリ側で設定された更新期間（月単位や年単位など）ごとに、自動的に料金が請求されます。利用者は更新のたびに支払い手続きをする必要がないので、スムーズにサービスを継続利用できます。

Google Play ストアの定期購入は無期限なので、ご自身で解約手続きを行わない限り自動的に更新され、更新のたびに請求が発生します。アプリをアンインストールしただけでは定期購入は終了しないので、注意が必要です。定期購入を終了したい場合は、更新前に忘れずに解約手続きを行いましょう。

Google Play ストアを経由して定期購入したアプリの利用状況の確認や支払い方法の変更は、Google Play ストアのアプリ内で行えます。ここでは、Google Play ストアで定期購入したアプリの情報を確認する方法を紹介します。

ここでは、Google Play ストアで利用中の定期購入を解約する方法を紹介します。

Google Play ストアで定期購入したはずのアプリが Google Play ストア アプリに表示されない場合は、いくつかの原因が考えられます。

Android スマホで利用中のサブスクは、どこで契約したかによって契約を管理できるアカウントが異なります。Google Play ストアを経由して支払った定期購入は、Google Play ストア アプリ内から簡単に確認できます。これまでの購入履歴の確認はもちろん、サービスの解約 / 再開などの手続きも可能です。

Google Play ストア アプリから履歴を確認できない場合は、各アプリやサービス提供者の公式サイトでアカウント情報を確認しましょう。

定期購入は自動で更新されるので便利なシステムですが、使わなくなっても解約しない限り自動更新されます。また、アプリを削除（アンインストール）しただけでは解約されません。不要になったアプリの定期購入は、忘れずに解約手続きを行いましょう。

本記事を参考に、利用中の定期購入や契約内容を確認してみてはいかがでしょうか。

※本記事で紹介した内容は、Android のバージョンや機種によって異なる場合があります。
※本記事は、2025 年 10 月時点に Google Pixel 8（Android 16）で検証しました。